関行男記念館

「写真に写る若い(父の)姿を見ると、戦争のために生まれて、国を守り、そして終わったのかと思う。」(2025年6月1日 NHKニュース)

この言葉を話された方は83歳。写真でしか自分の父を知ることができません。「『お父さん、残してくれた命を精いっぱい楽しませてもらったよ』と伝えたいです」と洋上慰霊に参加なさいました。

素晴らしい人生を送る機会を奪われ、我が子の顔も見ることなく霊にされてしまった、あまたの軍人さん方兵隊さん方と、子として生まれたにも関わらず、父の顔を見ることも父に抱かれることもかなわず、心に苦しみを抱えながら年齢を重ねてきた方々。

このような哀しみを生み出さないために。

そして、これ以上かわいそうな霊を生み出さないために。

更新情報・お知らせ

2025/06/25
海の底に沈んだ魂-長生炭鉱という地獄と、この国の朝鮮人の受難を掲載しました。 NEW
2025/06/23
企業は市民を欺き、行政も司法も苦しむ市民に向き合わないを掲載しました。 NEW
2025/06/11
関行男海軍中佐のご一生(年表)を掲載しました。
2025/05/27
サイト開設
2025/05/13
サイト開設準備(noteから移転)

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関行男記念館について

開設の目的

特別攻撃隊の隊員様方は、生と死にまたがるご存在です。
当館は、関行男海軍中佐、特別攻撃隊の隊員さん方、苦難の末亡くなられた数多の方々の「こころ」を知り、「いのちの尊さ」「いのちのありがたさ」、ひいては「生きるとは何か」「死ぬるとは何か」を考えていただくために開設しました。どうぞごゆっくりご覧ください。
転載などはご連絡フォームからご相談ください。

当館はインターネット上のオンラインミュージアムです。
建物や施設はありませんが、関男海軍中佐ゆかりの地や資料がご覧になれる場所はこちらにてご紹介しております。ぜひ現地の空気に触れていただきたいと思います。

掲載した意見や感想について

意見、感想にわたる部分はすべて個人としての所見です。
当サイトは、わたしがいろいろとご慰霊へ出向く中で思い至った知見を記しております。特に戦争と政治は切り分けができないことを痛感し、政治に渡る内容も多々含んでおります。

共感いただけるかどうかはそれぞれのお考えがあり、その考えの背後にはその方の人生、生き方があります。

このサイトに書かれた信条などの部分はあくまで一個人の所見であって、訪問された方々に共感していただくこと、考えを一切強要するものではありません。同様に当方の考えについてもなんら否定されるべきものではないと考えております。
どうかこの点ご理解いただける方のみご閲覧いただきますようお願い申し上げます。