戦争の本質
戦争のないことの尊さ、戦争の意味。ただただ国民を霊にして行くばかりの戦争。終戦後は「決してしません」と数え切れないぐらい人類は誓いながらも方々で起こる、戦争。戦争がなぜ起こるのか、考察します。
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直近の戦争が終わり80年が経過しました。節目節目を機に、後世の人間はどんどんと過去の戦争が歴史上のものとなり、いずれは「学校で学ぶ歴史」のうちの一つの項目にすぎないものになることでしょう。しかし、「亡くなった方々の視点」抜きに慰霊も何もあったものではないと思うのです。そして後世の人間の「戦争の扱い」を考察し、いのちの意味を祈りの中で考えます。
戦争のないことの尊さ、戦争の意味。ただただ国民を霊にして行くばかりの戦争。終戦後は「決してしません」と数え切れないぐらい人類は誓いながらも方々で起こる、戦争。戦争がなぜ起こるのか、考察します。
戦争に生命を捧げさせられた軍人さん方兵隊さん方の精神的な支えであった靖國神社。しかし、すべての軍人さん方兵隊さん方が祀られているのでしょうか。つまはじきにされて百年以上経過した方々の立場と、彼らに対する現代人のまなざしを考えます。
等しく国の命令によって戦場へ連れて行かされ殺されたのに、故郷によって扱いが変わる理不尽を考えます。
特別攻撃隊の隊員様方のほか、軍人さん方兵隊さん方が書き遺されたご遺書のうち、わたしの印象に深く残ったものを選んでご紹介します。網羅を目的としたものではありませんが、随時追加していきます。鹿屋の史料館で発行されているご遺書を集めた書物は「魂のさけび」とタイトルがつけられていますが、皆さん方すべて「叫ぶ」ことができたか。検閲官が厳しかったり、上官がメンツ重視だとなかなか本音は書けなかったでしょう。ただただご両親、特にお母さんに心配掛けたくないと敢えて本心を隠して書かれた方々も多いと思うのです。